「読書&映画」カテゴリーアーカイブ

黒部の太陽

やはり今日の出発はできなかった。
発電機カバーを設置できたときは、すでに20時過ぎ、ダンナへとへと。

夜は暇になったので、CSで映画「黒部の太陽」を観た。
裕ちゃん存命のころに映画館で観て、その後しばらくして黒部ダムを訪れた。
バスでトンネルを通るときには、映画を思い出し感無量となった。
機会があれば、もう一度行って見たい。

懐かしい人たち
もうほとんど亡くなってしまった銀幕のスターたち
石原裕次郎、三船敏郎をはじめ、志村喬、佐野周二、辰巳柳太郎、高峰三枝子、等々
宇野重吉と寺尾聰が親子の役で共演しているのは、もうまったく覚えていなかった。

飛べイカロスの翼

日本映画専門チャンネルで観ました。
今終わったところ。
全然内容も知らずに見たのですが、さだまさしの唯一主演映画で、原作はノンフィクションとか
キグレサーカスで実際に落ちて死亡したピエロの話です。
映画が終わって、まっさんがその頃のことをいろいろ話してくれました。
キグレサーカスというのは、ネットを張らないという主義だったらしいです。

古い映画なので、亡くなっている方も多く、懐かしさもいっぱいでした。
独立系での公開映画的で有名にはならなかったらしいのですが、音楽も名曲だし、映画もよかった。
最後まで、ピエロを演じているのが「さだまさし」とは・・・知らなかった。

 

 

8月に読んだ本

夏休みに結構読んだので、8月は5冊です。
5冊で結構かよ(^^;
初読作家が2名です。
ブックオフなので、あまり選べないんですよねぇ
新刊や人気は高いし・・・

炎の条件 (光文社文庫)炎の条件 (光文社文庫)感想
とても長かった・・・というのが感想です。朝倉さん、凄すぎ(^^; 森村誠一の本の好きなところは、山がよく出てくるところ。いつも飽きずに一気に読んでしまうのですが、今回は1週間ぐらいかかってしまいました。 読み始めてすぐに、某宗教を思い浮かべてしまいました。教団が決めた人との合同結婚式のくだりです。
読了日:8月30日 著者:森村誠一
コンカツ?コンカツ?感想
少女コミックのような軽さを感じましたが、理屈抜きに楽しめました。 合コンもお見合いパーティーも未体験なので、興味深々でした。この小説って、現実なのかなぁ・・・と、半信半疑です(^^; あまりにお洒落すぎて共感部分はほとんどありませんでした。違いすぎ!
読了日:8月16日 著者:石田衣良
嫌われ松子の一生嫌われ松子の一生感想
一気に読んでしまいました。小説であるにも関わらず、まるでノンフィクションを読んでいるような錯覚を覚えました。松子の転落は、環境によるところも多いけれど、真面目でひたむきで、どこか脆い性格のせいでもあると思います。こういうふうに転落をたどる女性は、現実にもいます。 読み終えても救われない思いでした。
読了日:8月16日 著者:山田宗樹
ダナエ (文春文庫)ダナエ (文春文庫)感想
「テロリストのパラソル」で胸ぐらをつかまれた感じ。同世代の哀しみのようなものを感じ魅かれた。以後この作者の本を見つけると必ず買っている。まだ「テロリスト」を超える作品には出合えてない。ダナエ(中編)ほか2作の短編集。設定に少し無理がある気がした。「あそこまで恨まれるようなことをしたのだろうか?」という疑問である。早逝したのが惜しまる。
読了日:8月6日 著者:藤原伊織
東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン (新潮文庫)東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン (新潮文庫)感想
指して特別なことが起こるわけではなく、どこの家にもありがちな生活を綴っているのですが、ジワーっと心に沁みてくるような本でした。 「オカン」の存在がリアルで、まるですぐそばにいるような感じでした。 リリーさんの優しさが十分伝わってきました。
読了日:8月3日 著者:リリー・フランキー

読書メーター

7月に読んだ本

今日から8月です。
暑い暑い!

7月は3冊でした。
それぞれ毛色の違った本なので楽しめました。
勉強(あそび?)と仕事漬けの毎日なので、読書は息抜きです。
好きな本というよりは、古本屋から買った格安の本ばかり読んでおります(^^;

2014年7月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1162ページ
ナイス数:64ナイス

新参者新参者感想
短編集かと思っていましたが連作でした。刑事ものですが、あまり過激な場面もなく、加賀刑事の人となりや、下町の人情のようなものがあふれていて、穏やかな気持ちで読めました。先が気にならないのでゆっくりと読めました。
読了日:7月25日 著者:東野圭吾
ツ、イ、ラ、ク (角川文庫)ツ、イ、ラ、ク (角川文庫)感想
いやぁ、参りました。最初は「低学年がこんなにマセているわけがない」などと恋する低学年に感情移入できぬまま進みましたが、途中からグィグィと引き寄せられ止まらなくまりました。準子が河村と再開することを願いながら・・・思春期は、幼くて純粋で時には激しい恋心を抱くと思います。
読了日:7月7日 著者:姫野カオルコ
告白告白感想
1日で一気に読み上げました。面白かったけれど、最後まで理解はできませんでした。子供も親も先生も・・・怖い本は好きなのですが、ほぼ全員が怖かった。
読了日:7月3日 著者:湊かなえ

読書メーター

6月に読んだ本

2014年6月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1185ページ
ナイス数:37ナイス

望みは何と訊かれたら (新潮文庫)望みは何と訊かれたら (新潮文庫)感想
息もつかずに読み終えた気分です。「恋」を描く小池真理子さんの本がとても好きです。その感性(怖い部分)に魅かれ、現実を忘れてどっぷりと本の中に迷いこみます。本の中で「あの時代」にタイムスリップしました。
読了日:6月27日 著者:小池真理子
ノルウェイの森 下 (講談社文庫)ノルウェイの森 下 (講談社文庫)感想
「ノルウェイの森で道に迷った」気分です。ようやく読み終えました。 かなり激しい性描写が多いのに、いやらしさを感じないのが不思議でした。なんでなのだろう・・・
読了日:6月18日 著者:村上春樹
ノルウェイの森(上)ノルウェイの森(上)感想
沼の淵から暗い底を見つめているようでした。時間はかかってしまいましたが、胸苦しさを感じつつもなんとか読み終えました。不思議な魅力を感じましたが、最後まで共感はできませんでした。今よりは鋭い感性を持っていた若い頃に読めば、とても好きな本になったのではないかと・・・
読了日:6月6日 著者:村上春樹

読書メーター

進まない読書

「ノルウェイの森」を読んでいるが
少し読んでは翌日へと
遅々として進まない

面白いとか面白くないとか
それ以前の問題である
とにかく難しい!
退廃感が全体に漂っていて
暗い沼の底を覗いているようだ

こういう本は
若い時なら夢中になれるのかもしれない
太宰治に強烈に魅かれたのは10代だった・・・

なんで今「ノルウェイ」なの?
種を明かすと
ノルウェーのニット作家
アルネ&カルロスの人形のせい
書店で「ノルウェイ」に反応
つい手に取ってしまった
なんとも単純でお粗末な理由(^^;

 

5月の読書

帯状疱疹のせいではないと思うが、5月に読んだのはコレだけ。
読みたい本がないというわけではないが、今はあまり目を使いたくない。

2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:713ページ
ナイス数:17ナイス

プリズンホテル〈4〉春 (集英社文庫)プリズンホテル〈4〉春 (集英社文庫)感想
プリズンホテルに春が来て、ついに終わってしまった。寂しいね。今回も魅力的な登場人物がいる。52年の府中のおつとめを放免になった老侠客「小俣弥一」である。こんなにも「侠客」をカッコイイと思ってしまうのは、先祖が任侠ではないのか?(^^; ま、小説の世界ですから。遅咲きの小説家「浅田次郎」のファンで居続ける気がする。
読了日:5月21日 著者:浅田次郎
プリズンホテル〈3〉冬 (集英社文庫)プリズンホテル〈3〉冬 (集英社文庫)感想
プリズンホテルにも冬が来た。今回の客はカタギばかりだけれどカッコいい。特に魅かれたのは、世界屈指のアルピニスト「武藤獄男」の存在。「勇者のふるうハンマー」の音は、私の心にも届いた。小説家「木戸孝太郎」は相変わらず屈折しているが、この巻以降は変わる予感も・・・ 元暴走族の支配人の息子・・・結構好きです(^^;
読了日:5月15日 著者:浅田次郎

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4月に読んだ本

あまり読めませんでしたが、3冊でもすごいな
と、自分的には思います。
若いころは、恋愛小説大好き人間でしたが
歳とともに肩の凝らないものや、サスペンスが好きになり、そんなものばかり選んでしまいます。
久々に渡辺淳一を読んでいますが、なかなか進みません。

特に社会派と呼ばれている作者が好きで
松本清張や森村誠一などは、読むものが残ってないほど読み漁りました。
小池真理子の描く狂気のような世界もたまりません。

2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1181ページ
ナイス数:40ナイス

プリズンホテル〈2〉秋 (集英社文庫)プリズンホテル〈2〉秋 (集英社文庫)感想
ヤクザが経営するホテルで珍事件が巻き起こるお話。ヤクザというよりは「任侠」のほうが似合っているかも。浅田次郎の描く任侠の男はどうしてこんなにカッコいいのだろう・・・と、ヤクザ嫌いな私が「プリズンホテルに泊まりたい!」と思ってしまう本です。もっとも小説家「木戸孝之介」はちと恰好が悪いかな。義理と人情が欲しくなったらお奨めの一品です。
読了日:4月29日 著者:浅田次郎
男振 (新潮文庫)男振 (新潮文庫)感想
テレビドラマ「鬼平犯科帳」の大ファンですが、池波正太郎さんの本を読むのは初めてです。なんと読みやすいのでしょう。ぐんぐんと引き込まれて一晩で読み終えてしまいました。お話の内容は「鬼平」のような派手さはありませんが、何とも小気味のよい「男振」でした。お殿様(源太郎の実父)の気持ちが分からなかったのがちと心残りです。
読了日:4月20日 著者:池波正太郎
サウスバウンド 下 (角川文庫 お 56-2)サウスバウンド 下 (角川文庫 お 56-2)感想
上巻の主役は息子の二郎だったけれど、今回は父一郎が前面に出ています。破天荒だけど一本芯が通った一郎が眩しかった。結局は権力が勝つのだけれど「心の中だけでも負けたくない!」と思わせてくれました。面白かったです。また奥田本を読みたいね。
読了日:4月7日 著者:奥田英朗

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マイケルが帰ってきた

マイケルJ・フォックスのファンです。
中でもコメディドラマ「ファミリータイズ」が大好きでした。
もちろん、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は全作観ています。

30歳の若さでパーキンソン病を発症し、第一線から退きました。
ずっと寂しい思いがありましたが、「マイケル・J・フォックス・ショー」というドラマで帰ってきました。
病気の兆候はありますが、ありのままのマイケルを見せながらのドラマでした。
パーキンソン病のままテレビに復帰するキャスターの役なんです。

病のマイケルを初めて見たので、ほろ切ない気持ちもありますが、それより復帰してくれた喜びのほうがずっと大きい。

3月に読んだ本

3月は6冊も読んだんだ・・
運動会をしているような毎日だけれど
読書する余裕があったのはよいことだ。

浅田次郎はハズレがないけれど、奥田英朗は読むまでわからない。
サウスバウンドは面白かった。アタシ左翼だから(^^;

2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2673ページ
ナイス数:39ナイス

サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)感想
小学6年生の二郎の生活が主ですが、背景に元過激派の親とか、二郎の目から見てよく分からない大人たちがいます。日本にも、学生運動華やかなりし頃がありました。そんな思想もちらほらと見え隠れして、下巻の沖縄編がとても楽しみです。
読了日:3月31日 著者:奥田英朗
オーダーは探偵に―謎解き薫る喫茶店 (メディアワークス文庫)オーダーは探偵に―謎解き薫る喫茶店 (メディアワークス文庫)感想
感想を書くのが難しい作品。ひょんなことから入手した本で作者も知らなかった。口が悪くて意地悪で王子様のような美少年の探偵が主人公。感動するような部分はなかったが、サクサクと読めた。
読了日:3月27日 著者:近江泉美
あやし うらめし あな かなし (双葉文庫)あやし うらめし あな かなし (双葉文庫)感想
幽霊が登場する短編集です。私自身は幽霊は信じない人ですが、最後の狐の話が面白かったです。
読了日:3月22日 著者:浅田次郎
月島慕情月島慕情
読了日:3月2日 著者:浅田次郎
月島慕情月島慕情感想
少し前に読んだのに、また買ってしまいました。浅田次郎に戻ってくるとなぜかホッとします。文章がとても美しい。人情味があふれている。大好きです。
読了日:3月2日 著者:浅田次郎
最悪 (講談社文庫)最悪 (講談社文庫)感想
描写すごく細かい。人物の性格がとてもわかり易かった。にも関わらずいまいち感動がなかったのは、憧れるような人物が登場しなかったかもしれない。
読了日:3月2日 著者:奥田英朗
塩の街 (角川文庫)塩の街 (角川文庫)感想
自衛隊三部作の一作目です。「塩害」という発想には斬新さを感じましたが、恋愛の部分にはときめきませんでした。 秋庭のカッコよさは認めますが・・・
読了日:3月2日 著者:有川浩

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