8月に読んだ本

夏休みに結構読んだので、8月は5冊です。
5冊で結構かよ(^^;
初読作家が2名です。
ブックオフなので、あまり選べないんですよねぇ
新刊や人気は高いし・・・

炎の条件 (光文社文庫)炎の条件 (光文社文庫)感想
とても長かった・・・というのが感想です。朝倉さん、凄すぎ(^^; 森村誠一の本の好きなところは、山がよく出てくるところ。いつも飽きずに一気に読んでしまうのですが、今回は1週間ぐらいかかってしまいました。 読み始めてすぐに、某宗教を思い浮かべてしまいました。教団が決めた人との合同結婚式のくだりです。
読了日:8月30日 著者:森村誠一
コンカツ?コンカツ?感想
少女コミックのような軽さを感じましたが、理屈抜きに楽しめました。 合コンもお見合いパーティーも未体験なので、興味深々でした。この小説って、現実なのかなぁ・・・と、半信半疑です(^^; あまりにお洒落すぎて共感部分はほとんどありませんでした。違いすぎ!
読了日:8月16日 著者:石田衣良
嫌われ松子の一生嫌われ松子の一生感想
一気に読んでしまいました。小説であるにも関わらず、まるでノンフィクションを読んでいるような錯覚を覚えました。松子の転落は、環境によるところも多いけれど、真面目でひたむきで、どこか脆い性格のせいでもあると思います。こういうふうに転落をたどる女性は、現実にもいます。 読み終えても救われない思いでした。
読了日:8月16日 著者:山田宗樹
ダナエ (文春文庫)ダナエ (文春文庫)感想
「テロリストのパラソル」で胸ぐらをつかまれた感じ。同世代の哀しみのようなものを感じ魅かれた。以後この作者の本を見つけると必ず買っている。まだ「テロリスト」を超える作品には出合えてない。ダナエ(中編)ほか2作の短編集。設定に少し無理がある気がした。「あそこまで恨まれるようなことをしたのだろうか?」という疑問である。早逝したのが惜しまる。
読了日:8月6日 著者:藤原伊織
東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン (新潮文庫)東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン (新潮文庫)感想
指して特別なことが起こるわけではなく、どこの家にもありがちな生活を綴っているのですが、ジワーっと心に沁みてくるような本でした。 「オカン」の存在がリアルで、まるですぐそばにいるような感じでした。 リリーさんの優しさが十分伝わってきました。
読了日:8月3日 著者:リリー・フランキー

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