無痛内視鏡検査

先日の健康診断で、「食道 辺縁不整」(陰影の辺縁に凹凸が見られる。潰瘍、腫瘍の場合がある)で、内視鏡検査をするようにと言われた。

食道ガンは、自覚症状なく、90%は1年以内に亡くなるという恐ろしい病気。場所が場所なので、近くの病院での胃カメラはやめて、癌研に検査を申し込んだ。
ところが、検査に最低3カ月はかかるのでよそを探してみたほうがよいと言われた。

Webで検索し、電話だけで検査予約ができるという、西新橋の小さなクリニックに検査を申し込んだ。内視鏡では珍しい女性の医師だが、キャりアがすごいのと、専門機関であるという理由で、ここを選んだ。内視鏡指導医の資格を持ち、開業前は、東京女子医大の内視鏡科の助教授だったという。

検査は、うまいか下手かわからないほど、楽だった。麻酔薬を口に含んで5分上を向いているなんてこともやらない。

シューと1度だけのどにスプレーをしただけで、すぐにぼーっとしてしまい、気付いた時には終わっていた。

大腸カメラの検査をしにきた女性が、「他の病院では吐きまくりでまともに検査ができたことがない」という。「ここの先生は本当に上手なのよ」と教えられ、かなりほっとした。なにしろ、小鳥の心臓なのだから(^^;

今までの内視鏡検査は、喉に麻酔薬を溜め込むタイプで、検査機関によって上を向いている時間がまちまち。
最大では15分も上を向かされ、苦しくて涙が溢れたこともあるほど。

無痛内視鏡検査は、カメラが通りにくい(苦痛を感じる)人のために、静脈注射(点滴)をしながら行うのだ。
体には血圧計と脈拍計をつけながら検査した。
気が弱くて必要な検査を拒む人(私のように)は、このような検査機関がよいのではないだろうか。
実は、健康診断結果で大腸の精密検査をするようと言われ、すっぽかした経験がある(^^;
まだ一度も、腸カメラの経験はないが、ここならやってもよいかな~~

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