プログラムでソックスを編む2

投稿者: | 2019年9月14日

上画像ソックスの入力数値

「トゥアップ&ラウンドヒール」プログラムでソックスを編んでみます。
プログラムを利用される場合は、小さなソックスで試してみるのがお奨めです。

特徴(使用条件)

  1. 初心者に向けた丁寧な解説ではありません。つま先からのソックス経験者向けです。
  2. 自己流のため一般の解説本とは違う部分もあります。
  3. 調整が必要な場合もあります。(考えていたサイズと違うなど)
  4. 結果を保証できませんので、小さなソックス(サイズを下に示します)で試し編みをお勧めします。
  5. プログラムの動作検証は、 Google Chrome (PC  iPad )です。

※上記特徴を納得していただけるのでしたら、ご自由にお使いください。このプログラムで編めましたらコメントや掲示板などでお知らせいただけると嬉しいです。

小さいソックス (使用糸はSoft Raggi)

準備

糸と針(マジックループお奨め)を用意したら試し編みをし、10cm四方のゲージを出しておきます。

下記プログラムのリンクをクリックして起動し、ゲージと採寸寸法を半角数値で入れます。「実行」ボタンをクリックすると、パターンが作成されます。

プログラムのリンク(ここをクリック)

1.つま先を編む

マジックループ(長い輪ばり)で、ソックスの作り目(Turkish Cast-onなど )をします。カカトと甲側に分かれます。編み始めはかかと側です。糸印やマーカーで印をしておくと分かりやすいでしょう。

1段目は全目を表編みで編みます。2段目では一目編んでから増し目をします。片側の最後は目を1つ残して増し目をします。かかと側と甲側で増し目するので、一周4目増えます。これを必要な段繰り返します。

2.甲まわりを編む(輪)

つま先が終わったら、そのまま続けて甲まわりを編みます。ここは増減なくグルグルと必要段まで編み進みます。模様を入れたい場合はここでいれるといいかもしれません。終わったら一度足を通すことをお勧めします。まずかったら調整がひつようです。

3.マチと甲を編む(輪)

かかと側だけで増し目をします。甲側は増し目をしません。ここもぐるぐると編み進みます。増し目のやり方は、つま先と同じです。2段ごとに必要段まで増し目をします。

4.かかと(前半)を編む(往復)

ソックスで一番難しい部分かもしれません。丸いかかとにしたいので、「ラップアンドターン」という技法をつかいます。この技法はかかと後半にも使います。
ここからはかかと側だけで往復編みをします。甲側は休めておきます。

5.かかと(後半)を編む(往復)

ここはマチで増やした分を元のサイズに戻す作業をします。表側に返したところがスタートです。ラップアンドターンの段消しという作業が必要ですが、わからない場合は、動画を参照してください。
YouTube にもいろいろありますので、分かりやすいものを参考にしてください。
自己流ですが、甲との間が空かないように最後の二目一度が終わったら、そのまま甲に繋げて編みます。1目多いので、次のかかとの始まりで左上2目1度で減目します。

ヒールフラップは、好きな模様でかまいません。パターンでは表側が「表1、すべり目」裏側が「全目裏編み」です。かかとがきゅっと締まって人気の編み方です。画像は「かのこ編み」

6.足首と履き口を編む(輪)

ここからは難しい技法はありません。すきな寸法まで増減なしでぐるぐると編み進みます。
ゴム編み丈も任意で編み、ゴム編み止めをして糸始末をします。

仕上げは、たっぷりの蒸気アイロンをかけ、目を落ち着かせます。

 

 

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