3月に読んだ本

今月はたくさん読んだような気になっていたけれど、まとめてみるとそうでもなかった。
謎解きやサスペンスが好きなんだけど、3月はそういうのなかったかも。

「孤宿の人」「ピアノの森」には、素直に感動ができました。
昨日から「バイエル」を始めました。すぐに影響されるヤツです(^^;

読んで泣いた本ってなんだろう?
いろいろあるんだけれど、思い出せない。
「砂の器」は確実に泣いたと思う。いまだに引きづっています。

ピアノの森(25) (モーニング KC)ピアノの森(25) (モーニング KC)感想
1-25巻まで読み終えました。
「一ノ瀬海」こんな人が目の前に現れたら一瞬で恋に落ちてしまうかも・・・そんな素敵な主人公でした。
滅多に読まないコミック本ですが、随所で感動をいただきました。
クラシック苦手な私ですがショパンを聴いて(弾いてじゃないよ)みたくなりました(^^;
棚の奥のほうに隠しておいた、バイエルを引っ張り出しました。
私のピアノ力なんてそんなもんです。
読了日:3月30日 著者:一色まこと
孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)感想
心に沁みる小説でした。宇佐まで死んでしまったのには、無念さが残りましたが、「ほう」の生命の強さがより鮮明に浮かび上がったのかも知れません。「素直・正直・まっすぐ」な「ほう」に心が洗われる思いでした。
読了日:3月26日 著者:宮部みゆき
孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)感想
面白いです。朝から止まらなくなり、仕事も放り出しています。すでに下巻が気になりだして、ヤバイです。 舞台はたぶん江戸時代でしょう。讃岐の国・丸海藩の騒動をサスペンスに仕上げています。宮部みゆきの魅力満載です。
読了日:3月25日 著者:宮部みゆき
夢にも思わない (中公文庫)夢にも思わない (中公文庫)感想
主人公は中学1年生。時代物を読んだ後なので、宮部さんの引き出しの多さに驚かされましたが、感想としては「気軽に楽しめる本」ぐらいです。
外見と本心が違うクドウさん、リアル人生ではこういうのが普通なのでは?「自分が一番大切」という・・・。クドウさんにちと同情。
読了日:3月24日 著者:宮部みゆき
神様からひと言 (光文社文庫)神様からひと言 (光文社文庫)感想
「こんな上司は現実にいるのかいな?」というのが読みながらの感想です。いたら私もたぶん脱サラします。
「もしかしたら会社を変えていくような大改革をやってのけるのでは?」というかすかな期待はあっさりと消えましたが(^^;
佐倉涼平はこれからどんな仕事につくのか・・・知りたいです。
読了日:3月23日 著者:荻原浩
編みもの「英文パターン」ハンドブック編みもの「英文パターン」ハンドブック感想
ネットで略語を検索しながら翻訳して3つほど編みましたが、面倒な作業に疲れてしまい、ついに買ってしまいました。
やはりお金を支払って買う本には、それだけの価値がありますね。とても詳しく、丁寧に解説されています。
もっともこの本が届く前に、自分なりの略語表は作ってしまいました。海外のサイトでリストを探し、コピペ。そのあとで日本語のサイトで意味を探しまくりました。
つ・か・れ・・た。
読了日:3月8日 著者:西村知子
おそろし (新人物ノベルス)おそろし (新人物ノベルス)感想
読み手を話の中に引きこむのが本当にお上手です。おちかが蔵へ入ったときには、自分も後ろからついて暗い所に入っているようでした。そして棺に入りたくなる「おちか」の気持ちが伝わって、ぞぞーーっと、身の毛がよだつ思いがいたしました。いやはや、お話の中でも現実でも、人の心の奥底には恐ろしい魔物が住んでいるのでしょうか・・・当分、蔵が怖いかも(^^;
読了日:3月3日 著者:宮部みゆき

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