引っ越しと解体
経費節約のため自分たちの手で引越しをやりたかった。しかし、往復引越でしかも帰路は3階では作業が大変、結局は業者に頼むことにした。
その代わりに仮住まい部分は賃貸をやめて長女の家に居候させてもらえることになった。たった4ヶ月程度でも敷金や権利金がバカにならないし、なによりもまっこいを受け入れてくれる仮住まいを近くに探すことは至難の業であった。
引越料金に関しては、数社に見積りを出してみたが、引越しの間荷物を預けるコンテナ料金のバラつきには驚いた。高いところでは4t(8畳)のコンテナを借りるのに月額6万円だと言う。 平均でも3〜4万円、たかだかコンテナなのにずいぶん高いな〜。 運送業者は、コンテナ料金の安いアリさんマークの引越社を選んだ。 引越料金は各社競争でそんなに差がなかったので、決め手はコンテナ料金となった。 それとエアコンも脱着両方で8000円と格安なのが嬉しかった。
仮住まいとなる私たちの部屋にはエアコンが無いのだ。次女の部屋の分と私たちの部屋の分、2台のエアコンを仮住まいに寄付することとなった。真夏に過ごすのだから止むを得ない選択だ。
格安料金での引越は、荷物の整理はもちろん自分の手でやる。
忙しい夫と娘にはまったく期待できないので、ほぼ私一人での荷造りだ。3日もかかっての荷造りに疲れきった。やだやだ、引越なんて二度とやりたくないぞ。
ダンボールは引越屋からもらった50箱では足りず追加注文した。捨てる物も多かったが、「こんなにぃ!?」と、うんざるするほど持っていく荷も多い。
布団、衣類など仮住まいで使うほんの少しの身の回り品を残し、家財道具すべてはコンテナに運ぶ。トラック2台、作業員4人であっという間に引越作業終了。さすがプロ、驚くほど鮮やかな仕事ぶり家財道具がなくなった部屋で3日間を過ごした。
キャンプ用のイワタニの冷蔵庫を使って飲み物に困らないようにし、食事は外食および弁当。光ファイバーの取り外しも18日に変更したので、パソコンも使える。
パソコンと冷蔵庫とふとんがあればなんとか生活できるものだ。
まるでキャンプのような3日間を、ガラ〜ンとした部屋で過ごした。なるべく居候宅へ行くのを伸ばしたい気持ちだった。
カウンターはこの家で私が一番気に入っていたものだ。どうしても使いたかったので、新しい家での食卓テーブルとして手作りしてくれと亭主に頼み込んだ。
このカウンター取り外し作業にほぼ1日かかった。右側の画像はカウンターのない厨房だからなんだかヘンな絵だ。


解体に要したのはおよそ1週間、ボロ家はまたたく間に空き地となった。空き地を目の前にすると「うちってこんなに狭かったの?」と、改めて23坪という土地を実感させられた。

7月 7日(月) | ピアノ運送(埼玉ピアノ運送) |
7月 9日(水) | コンテナの契約(トーリク) |
7月14日(月) | ゴミ捨て(戸塚環境センター) |
7月16日(水) | コンテナへの引越(アリさんマーク) |
7月18日(金) | Bフレッツの取り外し工事(NTT) |
7月19日(土) | 仮住まいへの引越し |
7月22日(火) | 電話移設工事(NTT) |
7月23日(水) | 電気、ガス、水道 停止 |
7月24日(木) | 解体(1週間) |