建築会社を選ぶ

“ローコスト住宅” これが建築会社を選ぶコンセプトだった。古家のローンがまだ20年も残っているビンボー家には、これ以外の選択肢はない!
最近ネットで買うものが増えている。家だってネットで探せないことはないだろう。と、「ローコスト住宅」をキーワードにWebを検索した。 安くたって建物が悪くてはダメなのだが、モノが悪いかどうかなど素人の私にはまったく分からない。 実際に数社の営業と話をし、展示場も見学したが、よく分からなかった。 両隣りが新築した際に建築現場をキョロキョロと盗み見したが、こちらもさっぱり分からなかった。 大工に訊ねても自分の作るものばかり自慢するし・・・あたりまえか(^^;)

最終的には営業が一生懸命だった「アキュラホーム」を選んだ。その理由は「営業マンがマメだったから」である。 大変短絡的だとは思うが、大手建築会社=よい住宅 とはとうてい考えられないし、 安い割には結構しっかりやってくれそうな気がした。 この会社、最近テレビや雑誌でずいぶんと紹介もされているらしい。 評判を気にしだすときりがなさそうだから、契約後はそういうものは気にしないことにした。

この「アキュラホーム」の社長というのは大変なパソコンオタクらしい。「小さな工務店が大きな建築会社と勝負するためには仕入れを安くしなければならない」との思いからホームページを立ち上げ、全国の小規模建築会社に「材料一括購入」を呼びかけたのだという。時代に添った目のつけどころだと思う。この会社がローコストにできるにはそれなりの理由があることを認めたいけれど、 最終的には運かしら?

2003年5月26日、工事請負契約書を交わす
2003年6月11日、銀行住宅ローン借入契約

一坪「29.8万」というウリ文句に惹かれたが、それが大きな間違いだったことにやがて気づく。無知は恐ろしいが、この無知がなかったら決断はできなかっただろう。
手数料やら付帯工事やら外構、解体などはぜ〜んぶ別料金なのだ。それらが載ると、見積金額(総工費)はおよそ2倍に膨れた。三階建てというのもその理由に含まれる。それでも大手建築会社よりはかなり安いのだという。う〜ん。でるのはため息ばかりなり(^^;)
ざっとではあるが他社からも見積もってもらったものも似たりよったりの金額だった。どこでもそれくらいはかかってしまうのだろうな。
とにかく、これから死ぬまで借金を支払うのである(^^;) とほほ