if文
「もし条件がAだったら処理Xを実行し、条件がBならばYを実行する」のように、状況に応じて処理を選択する手法を条件分岐と呼びます。
《構文》
if(条件式) { 条件が満たされたときのスクリプト } |
《サンプル》
下記サンプルは$nameにあらかじめ「Jeanluc」という文字列を格納し、
$nameの中身がJeanlucであるかを判定し、Trueならば文字列を表示しています。
<?php $name = "Jeanluc"; if ($name == "Jeanluc") echo ("$name はうちの犬です"); ?> |
《結果》
Jeanluc はうちの犬です |
複数の条件を判別する場合は、elseif やelse と組み合わせます。
《サンプル》
下記例では最初の2つの条件には当てはまらないため、最後の条件を実行します。
<?php $a = 100; $b = 200; if ($a > $b) { echo ("$a は $b より大きい"); } elseif ($a == $b) { echo ("$a と $b は等しい"); } else { echo ("$a は $b より小さい"); } ?> |
《結果》
100 は 200 より小さい |
switch文
switch文は、同じ変数を繰り返し評価する場合に、効率的な条件文を記述することができます。それぞれのcase値と比較し、該当する値が見つかれば break に至るまで処理を実行します。
《サンプル》
次の例では$ageを評価します。2つの条件式に該当しないため、最後のdefault以降を実行します。
<?php $age = 49; switch ($age) { case "100": echo ("100歳です やったね"); break; case "50": echo ("50歳です。もっとがんばろ"); break; default: echo ("$age 歳です"); } |
《結果》
49 歳です |
wile文
while文は繰り返し処理を実行する前に条件式を評価します。評価された条件式が true の場合は、カッコ({)以下のコードを実行し、false の場合は、実行せずスキップします。途中でループから抜け出る場合は break を使います。
《構文》
while (式) { |
《サンプル》
下記サンプルではループの途中5回で終了しています。
<?php $i = 0; while ($i < 10) { if ($i == 5) { echo "$i 回で終わります<br>"; break; } echo "$i 回目のループ<br>"; $i++; } |
《結果》
0 回目のループ 1 回目のループ 2 回目のループ 3 回目のループ 4 回目のループ 5 回で終わります |
do while文
do while文は、最後に条件式が評価されます。最低でも1回はループの中に入ることになります。
《サンプル》
<?php |
《結果》
0 回目のループ 1 回目のループ 2 回目のループ 3 回目のループ 4 回目のループ 5 回で終わります |
for文
《構文》
for (初期値式; 条件式; 増減式) { 処理スクリプト } |
for文は、ループに入る前に初期値式を実行し、条件式で評価します。条件に合えば処理を行い、増減式を実行してから処理に戻ります。条件が合わない場合はループを実行しません。
《サンプル》
<?php $name = array("Jean","Emily","Mccoy");//配列を3つ用意 for($i = 0; $i < 3 ; $i++) { //条件と増減 echo ("$name[$i]<br>"); //出力 } ?> |
《結果》
Jean Emily Mccoy |