関係代名詞
- 関係代名詞が人の場合は、who(主格),whose(所有格),whom(目的格)とthatが使われます。
- 先行詞が人以外の場合には、
使われる関係詞代名詞はwhich(主格・目的格),that(主格・目的格),whose(所有格)またはof whichが使われます。
関係代名詞・主格
関係代名詞は2つの文をくっつけて1つの文にします。
「先行詞+関係代名詞主格+動詞」の順になります。
先行詞(人) who
関係代名詞の前にあって、修飾を受ける名詞を先行詞といいます。先行詞が人か物かで、who と which を使い分けます。
では2つの文を1つにしてみます。(①②→③)
①I know a girl.(私は少女を知っています)
②She is standing by the door.(彼女はドアのそばに立っています。)
この場合の代名詞はShe で、代名詞が指す名詞が a girl です。a girl が先行詞となります。
まず、代名詞を関係代名詞に置き換えます。She → Who
次に関係代名詞が先行詞の直後に来るように文をはめ込みます。
③I know a girl who is standing by the door.(私はドアのそばに立っている少女を知っています)
先行詞(物) which
先行詞が人以外の場合にはwhichを使います。
では2つの文を1つにしてみます。(①②→③)
①This is a novel.(これは小説です)。
②It was written by Soseki.(それは漱石に書かれました)
③This is a novel which was written by Soseki.(これは漱石が書いた小説です。)
関係代名詞・所有格
関係代名詞が所有格の場合は、「先行詞+関係代名詞所有格+名詞(無冠詞)」の順になります。
関係代名詞は、whose を使います。(人以外のものでも)
次の2つ文を1つにしてみます。
①I have a friend.(私には友人がいます)
②His mother is a teacher.(彼女の母親は先生です)
同じ意味の名詞と代名詞を探します。(この場合は、青い部分)
代名詞を関係代名詞に置き換え、文の先頭に持っていきます。 whose mother is a teacher.
関係代名詞が先行詞の直後に来るように文をはめ込みます。
③I have a friend whose mother is a teacher.(私には母親が先生の友人がいます。
関係代名詞・目的格
関係代名詞が節の中で目的語になっているものを目的格の関係代名詞と呼びます。関係代名詞が目的格の場合は、「先行詞+関係代名詞目的格+主語+動詞」の順になります。
目的格の関係代名詞は、省略される場合も多いです。省略されちゃうと作るのが難しいかも・・・
2つの文章を1つにしてみます。
<先行詞が物の場合>
①This is the car.(これは車です)
②I bought it last year.(私は昨年それを買いました。)
先行詞が人以外の場合はwhichを使います。
③This is the car which I bought last year..
(これは私が昨年買った車です。)
<先行詞が人の場合>
①The girl is Chie.(少女はチエです。)
②I like her.(私は彼女が好きです。)
先行詞が人の場合はwhomを使います。
③The girl whom I like is Chie.(私の好きな少女はチエです。)
関係代名詞・that
- 関係代名詞thatは、先行詞が人でも物でも使えます。主格にも目的格にもなります。
【主格】
例:I know a doctor that likes baseballl.(私は野球が好きな医師を知っています。)
【目的格】
例:He is the man that they want to see.(彼は彼らが会いたがっている男性です。)
- 先行詞が最上級の形容詞だったり、all、 some、 only などの限定を表す語がついているときには、関係代名詞にthatを付けます。
これを関係代名詞thatの特別用法と呼びます。
例:This is the best song that I know.(これは私の知っている一番よい曲です。)