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文型

文型とは、文における語順のおき方を定めたルールのことです。英語の文には『主語』、『述語』、『目的語』、『補語』という要素が含まれます。基本的な5つのパターンに分けたものを「第5文型」と言います。

S・・・・主語(subject)

V・・・・述語(動詞)(verb)

O・・・・目的語(object)

C・・・・補語(complement)

第1文型 S+V

主語+動詞の形です。第1文型で使われる動詞は自動詞です。自動詞とは目的語をもたない動詞のことです。

例:I sing.(私は歌う)

例:She runs.(彼女は走る
下記例の the park は、前置詞 to の目的語なので、この文の動詞 go の目的語ではありません。第一文型です。

例:I go to the park.(私は公園へ行きます。)

第2文型 S+V+C

主語+動詞+補語(名詞か形容詞)の形です。主語Sをくわしく説明するCを補語といいます。補語は名詞か形容詞をとります。

S=C の関係が成り立つという特徴があります。

例:.I am Chie. (私はチエです。) 私=チエ

例:He is a student.(彼は学生です。)彼=学生

例:The girl became a famous pianist. その少女は有名なピアニストになった。(少女=ピアニスト)

第3文型 S+V+O

主語+動詞+目的語の形です。動詞のすぐ横に名詞が来ています。これが、動詞の目的語です。目的語名詞しか使えません。

また、S=Cの関係も成り立ちません。第三文型で使われる動詞は、全て目的語をとっているので、他動詞となります。

例:I play the piano.(私はピアノを弾きます)

例:I have a book.(私は本を持っています。)

 第4文型 S+V+O+O

主語+動詞+目的語+目的語の形です。目的語が2つ並びますが、前の方を間接目的語(O1)、後の方を直接目的語(02)と言います。

この文型の動詞を授与動詞といい、2つの目的語は人・物の順で並べます。物を~する

例: I give him a book.( 私は彼に本をあげます。)
例:I will send you some pictures.( 私はあなたに絵を何枚か贈るつもりです)

この文型はS+V+Oに書き換えることができます。S+V+O1+O2→S+V+O2+修飾句(前置詞+O1)となります
S+V+物の目的語+to(for)人
例:I give her a book. → I give a book to her.
例: I buy her a book. → I buy a book for her.

動詞によって、toかfor か決まっているので、それを動詞ごとに覚えます。

to 名詞 give, hand, lend, pass, sell, など 「~へ」と訳せるもの

for 名詞 build, choose, cook, do, など「~のために」と訳せるもの

第5文型 S+V+O+C

主語+動詞+目的語+補語の形です。補語目的語を説明します。O=Cの関係が成り立ちます。

SVCのCを主格補語、SVOCのCを目的格補語といいます。

例:You make me happy.( あなたは私を幸せにする。) me=happy 形容詞の補語

例:We call our dog Jean.(私たちは自分たちの犬をジャンと呼ぶ) dog=Jean

<この文型を作る動詞の意味と使い方>

make ~・・・ ~を・・・にする

keep ~・・・ ~を・・・に保つ

call ~・・・ ~を・・・と呼ぶ

name ~・・・ ~を・・・と名づける