金沢・兼六園
10年以上も前に、能登への通過として金沢市を通ったことがある。
そのときは、時間の都合で兼六園を観ることができなかった。
それがずっと心残りだったので、今回はぜひとも兼六園を観たかった。
加賀百万国の城下町金沢の中心地にある「兼六園」。見事にデザインされた庭園の美しさは、さすが日本三大庭園の一つだ。
特に目を惹いたのは、樹齢数百年の松の木である。数多くある松のそれぞれの形が実に素晴らしい。
兼六園近くの駐車場に車を止めて公園を散策した。まっこいを車に残したので、あまりゆっくりすることはできなかったが、庭園美にしばし見とれた時間である。
山の風景が自然美であるのに対し、こちらは人間がデザインした造形美である。
頭の中で、歴史がゆっくりと時を遡る。