袖ぐりの減らし目

袖ぐり減目方法の一例です。
模様の上からトレーシングペーパーでカーブと割り出しを書いてあります。

上の編み図の減目のやり方です。6段目までに2.25模様を減らします。
糸を渡す場合は、裏側に渡り糸が出るようにします。

袖ぐり 袖ぐり

 

【1段目】

  1. 最後の段の終わりの目を大きく広げて、編み玉ごとくぐらせて、ループを引き締めます。(赤いしるしのところ)
  2. 端から3目めの長編みの頭から糸を引き抜きます(糸を少したるませておく)
    そのあと鎖を1目編んで引き締めます。これで引き抜き編みができたことになります。
  3. 編み図に沿って、細編み1目、中長4目、鎖2目と編み続けます。この中長は最初の1目を目から拾い、あとの3目は束に拾います。
  4. 左側の減目も右と同じにします。編み図通りに進み、最後は1と同じように編み玉ごとくぐらせます。

【2段目】

  1.  裏から編みますので左側の模様を使います。
    記号のところまで糸を渡します。右側のときと同じ要領です。
  2. 最初のシェル模様の1つ前の長編みの頭に引き抜き、その後は、編み図通りに進みます。
  3. 最後は細編み2目を編んで次の長編みの頭に引き抜きます。
  4. ループにくぐらせて3段目へと進みます。

【3段目】

  1.  表を見て編みます。右側から減目です。
    赤い矢印のところまで糸を渡して、引き抜き編みをします。
  2. そのあとは編み図通りに進みます。
    3段目の最後は、シェル模様1つの次の鎖1目です。
    4段目へと糸を渡しますが、引き抜く先が端目なので、鎖を割って拾います。

【4段目】

  1.  鎖4目で立ち上がり、編み図通りに進みます。
  2. 最後は長長編みで終わります。
    ここも端目なので鎖を割って拾います。

【5段目】

鎖3目で立ち上がり、すぐにシェル模様に入ります。あとは編み図通りに進みます。
最後は端の鎖の4目めを割って長編みを編みます。

上記の方法で減目した後ろ身頃です(前身頃も同じ)

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