

特徴
梅雨に濡れて鮮やかさを増す紫陽花は、丈夫で育て易い花です。画像は最も一般的な紫陽花で「ホンアジサイ」と呼ばれています。花色は基本的には青ですが、土の質などによりピンクなどに変化します。
日本原産の花木ですが、江戸時代にヨーロッパに渡り鉢花用に改良されました。
ポイント
紫陽花は、多量の水を吸収し葉も大きいため蒸散作用も盛んですので、 水分の十分にあるよく肥えた土に植えます。鉢植えの場合は特に水を切 らさないことが大切です。アジサイの鉢植えを枯らす原因の大半は水切れといっ ても過言ではありません。
日射はほどほどに、半日陰の場所が適していると言われています。 花が咲かない原因のほとんどは、選定 時期の誤りか極端な日照不足のようです。夏に翌年の花芽が着きますので、夏以降は剪定しないのがポイントです。 植え付け、植えかえの季節は基本的には3月から4月または秋が安全です。
開花時期
5~6月
水と肥料
肥料は、春の彼岸前までに寒肥として遅効性の堆肥や油カス、骨粉などの有機 質肥料に草木灰を2、3割混ぜて株の周囲に埋め込みます。
基本的にはアジサイは 肥料食いですからしっかり施肥します。