PHP超入門　配列

【STEP12】配列操作 Part1

配列は複数の値をセットできる変数です。
array()を使うと配列を作成することができます。
作成するときにインデックスを使うことできます。（必須ではない）

配列にデータをセットする（インデックスを使わない）　

《サンプル》

インデックスを使わない場合は、「0」から自動で割り当てられます。print() を使うと、配列のインデックスをまとめて表示することができます。（例： [0] => 埼玉）

<?php
$hairetu = array("埼玉","東京","大阪","京都");
echo "配列の内容　→　";
print_r($hairetu);
echo " うち4番目は " .$hairetu[3] ."です";
?>

《実行結果》

配列の内容　→　Array ( [0] => 埼玉 [1] => 東京 [2] => 大阪 [3] => 京都 )
うち4番目は京都です

インデックスを指定して配列セットする　

インデックスは文字列でも整数でも可能です、ダブルコーテーションで囲むときは文字列として扱われる。
インデックスと値を指定するには、インデックスと値を「=>」でつなぐ。
配列の値を参照するには「$hairetu["to"]」のように指定する。

《サンプル》

<?php
　　$hairetu = array("sa"=>"埼玉","to"=>"東京","oo"=>"大阪","kyo"=>"京都");
　　echo "配列の内容　→　";
　　print_r($hairetu);
　　echo " インデックス[to］の値 → " .$hairetu["to"];
?>

《実行結果》

配列の内容　→　Array ( [sa] => 埼玉 [to] => 東京 [oo] => 大阪 [kyo] => 京都 )
インデックス[to］の値 → 東京

一部のみインデックスを指定する　

《サンプル》

<?php
//一部だけインデックスを指定
$hairetu = array("コーギー","キャバリア","ビーグル","ownner"=>"飼い主");
echo "配列の内容　→　";
print_r($hairetu);
echo " インデックス[ownner］の値 → " .$hairetu["ownner"];
echo "";
//途中から数値インデックスを指定した場合、そこから番号が続く
$hairetu = array("コーギー",10=>"キャバリア","ビーグル","トイプードル");
echo "配列の内容　→　";
print_r($hairetu);

//途中から文字列インデックスを指定した場合
$hairetu = array("コーギー","キャバリア","be"=>"ビーグル","トイプードル");
echo "配列の内容　→　";
print_r($hairetu);
?>

《実行結果》

配列の内容　→　Array ( [0] => コーギー [1] => キャバリア [2] => ビーグル [ownner] => 飼い主 )
インデックス[ownner］の値 → 飼い主

配列の内容　→　Array ( [0] => コーギー [10] => キャバリア [11] => ビーグル [12] => トイプードル ) 配列の内容　→　Array ( [0] => コーギー [1] => キャバリア [be] => ビーグル [2] => トイプードル )

配列データをデバッグに使う　

print_r()、var_dump()、var_export() 関数などを使うと、配列の内容を出力することができます。var_dump()関数を使うと、変数の型やサイズも出力されます。

《サンプル》

<?php
$hairetu = array("埼玉","東京","大阪","京都");
echo "配列内容：";
print_r($hairetu);

$hairetu = array(001=>"埼玉","to"=>"東京","oo"=>"大阪","kyo"=>"京都");
echo " 配列内容：";
var_dump($hairetu);

$hairetu = array("sa"=>"埼玉","to"=>"東京","oo"=>"大阪","kyo"=>"京都");
echo " 配列内容：";
var_export($hairetu);
?>

《実行結果》

配列内容：Array ( [0] => 埼玉 [1] => 東京 [2] => 大阪 [3] => 京都 )

配列内容：array(4) { [1]=> string(4) "埼玉" ["to"]=> string(4) "東京" ["oo"]=> string(4) "大阪" ["kyo"]=> string(4) "京都" }

配列内容：array ( 'sa' => '埼玉', 'to' => '東京', 'oo' => '大阪', 'kyo' => '京都', )

デバック中のみ配列の内容を表示する　

デバック中かどうかを判定する定数を用意して、処理中で判定させる。

《サンプル》

<?php
define("BL_DEBUG",1); //定数定義
$hairetu = array("埼玉","東京","大阪","京都");//配列セット

if (BL_DEBUG) {//判定
echo "配列内容：";
print_r($hairetu);
}
?>

《実行結果》

配列内容：Array ( [0] => 埼玉 [1] => 東京 [2] => 大阪 [3] => 京都 )

配列のデータをカウントする　

count()関数を使うと、配列内の要素数を調べることができます。
array_count_values()関数を使うと、配列内の出現頻度を調べることができます。

《サンプル》

<?php
$hairetu1 = array("埼玉","東京","大阪","大阪","京都","大阪");//配列セット
$hairetu2 = array_count_values($hairetu1);//配列の頻度を調べる
echo "配列内容：";
print_r($hairetu1);
echo "出現頻度：";
print_r($hairetu2);
?>

《実行結果》

配列内容：Array ( [0] => 埼玉 [1] => 東京 [2] => 大阪 [3] => 大阪 [4] => 京都 [5] => 大阪 )

出現頻度：Array ( [埼玉] => 1 [東京] => 1 [大阪] => 3 [京都] => 1 )

【STEP12】 配列操作 Part1

【STEP12】配列操作 Part1