★定型句を挿入するには
定型句を使うと、頻繁に使用する文字列、グラフィックス、フィールド、表、ブックマーク、などの項目を保存したり、簡単に挿入することができます。Word には、複数のカテゴリに分類される多数の組み込み定型句が用意されています。たとえばレターを作成するときは、挨拶文や結語など、レター専用の定型句を利用できます。
頻繁に定型句を使う場合は、[定型句]ツールバーを表示させておくと便利です。
- 定型句を挿入する位置にカーソルを移動します。
- [挿入] → [定型句] をポイントします。
サブメニューに、[標準] や [挨拶文] などの段落スタイルの一覧が表示されますので使用する定型句を選びます。
★定型句ツールバーを使って定型句を挿入するには
定型句をよく利用する場合は「定型句」ツールバーを使うと便利です。
- ツールバーの任意の場所を右クリックします。
- ショートカットメニューの「定型句」をクリックします。
- 「すべてのエントリ」クリックします。
- 「種類」をポイントし、入力する定型句をクリックします。
★定型句を追加するには
- [挿入]→[定型句]→[定型句]をクリックします。
- [定型句の登録名] ボックスに新しい定型句を入力します。
- 定型句を保存する場所を「使用する定型句ボックス」から選びます。
- [追加]ボタンをクリックするか[Enter]キーを押します。
※対象の定型句を選んで[削除]をクリックすると、定型句が削除されます。
オートコレクトダイアログボックス「定型句」タブをクリックし「定型句の登録名」下にある定型句の一覧から定型句を選択すると、プレビューボックスにイメージが表示されます。
挿入する場合は、対象項目を選択してから「挿入」をクリックします。
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★入力時に定型句を素早く挿入するには
「オートコンプリート」という機能を利用して、定型句を挿入することができます。定型句の最初の何文字かを入力してEnterキーを押すと、定型句がポップ ヒントに表示され、定型句を挿入するかどうかを選択できます。 そのまま定型句を使いたい場合は、Enterキーを押します。
「オートコンプリート」を有効にするには、「オートコレクト」ダイアログボックスの「定型句」タブにある「登録名の先頭の数文字の入力で候補を表示する」チェックボックスをオンにします。
★記号と特殊文字を入力するには
- 記号を挿入する位置にカーソルを移動します。
- [挿入]→[記号と特殊文字」をクリックし[記号と特殊文字」ダイアログボックスを開きます。
- フォントボックスから使用するフォントを選びます。
- 使用する記号を選び[挿入]ボタンをクリックします。
- [閉じる]ボタンをクリックして終了します。
「記号と特殊文字」タブの「文字コード」ボックスには、現在選択している記号の文字コードが表示されます。入力したい記号の文字コードが分かっている場合は、コードを指定して挿入することができます。
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★記号にショートカットキーを割り当てるには
よく使う記号をショートカットキーに割り当てておくと、いちいち「記号と特殊文字」[ダイアログボックスを開かずにすみます。
- [挿入] → [記号と特殊文字] → [記号と特殊文字] タブをクリックします。
- ショートカット キーを割り当てる記号または文字をクリックします。
- [ショートカット キー] をクリックします。
- [割り当てるキーを押してください] ボックスで、使用するキーの組み合わせを押します。
- [割り当て] をクリックします。
★記号をオートコレクトとして登録するには
オートコレクトとは、登録済みの項目を使って文字の入力ミスなどを自動で修正する機能のことです。入力ミス、スペル ミス、文法上の誤り、大文字と小文字の使い分けの間違いを自動的に検出し修正することができます
- [挿入] → [記号と特殊文字] → [記号と特殊文字] タブをクリックします。
- オートコレクト項目に加える記号をクリックします。
- [オートコレクト]ボタンをクリックします。
- [修正文字列]ボックスにに置き換える文字列を入力します。
- [追加]をクリックし、[OK]ボタンを押します。
★アクセント記号付き文字を入力するには
英語以外の言語を使用する場合、文字にアクセント記号の入力が必要になることがあります。
- 日本語入力をオフにします。
- アクセント記号を入力する位置で、Ctrlキーを押しながらショートカットキーを押します。
- ショートカットキーを離して、アクセント記号をつける文字を入力します。
★記号用フォントを使うには
Wordで使えるフォントの中には記号用のフォントがあります。
- [挿入] → [記号と特殊文字] → [記号と特殊文字] タブをクリックします。
- フォントボックスの右にある▼をクリックして、一覧の中からフォントを選びます。
- 目的の記号をクリックし、[挿入]ボタンを押します。
★ブックマークを設定するには
ブックマークとは文書に貼り付ける目印のことです。文書内の特定の位置や文字列にブック-マークを指定しておくと、
素早くその場所にジャンプすることができます。
- ブックマークを挿入する位置にカーソルを移動します。
- [挿入]→[ブック-マーク]をクリックします。ブックマークダイアログが表示されます。
- ブックマーク名を入力して、[追加]ボタンをクリックします。
※[削除]をクリックすると、不要になったブックマークの削除ができます。
★ブックマークへジャンプするには
- [編集]→[ジャンプ]、もしくは[Ctrl]+[G]をクリックします。
- [移動先]ボックスの一覧から[ブックマーク]を選びます。
- [ブックマーク名]の右の▼をクリックし一覧の中から目的のブックマークを選びます。
- [ジャンプ]ボタンをクリックします。
★ブックマークを並べ替えるには
ブックマークダイアログボックスの表示ボックスの下にある[表示]で、「名前順」または「挿入されている順」のとちらかにチェックします。
★ファイル全体を挿入するには
編集中の文書に、他のファイルを丸ごと挿入することができます。
- 挿入する位置にカーソルを移動します。
- [挿入]→[ファイル]をクリックし、ファイルの挿入ダイアログボックスを表示します。
- 一覧から挿入するファイルを選び[挿入]をクリックします。一覧にないファイルはフォルダをたどって探します。
★ファイルの一部を挿入するには
ブックマークを設定しておくと、文字列をほかのファイルに挿入することができます。
Excelのセル範囲に名前をつけておくと、その範囲をほかのファイルに挿入できます。
- 挿入する位置にカーソルを移動します。
- [挿入]→[ファイル]をクリックし、ファイルの挿入ダイアログボックスを表示します。
- 一覧から挿入するファイルを選び[範囲]をクリックします。
- 範囲またはブックマークの名前を[範囲]ボックスに入力します。
- [挿入]をクリックします。 Excelのワークシートの範囲、またはWordのブックマークが文書に挿入されます。
・ほかのファイルから大きなデータを文書に挿入する場合、ファイルのデータを挿入する代わりに挿入元のファイルへのリンクを設定すると、挿入先のファイルサイズが大きくならずに済みます。
・Word文書ファイルを挿入するとき、挿入元文書の文字列と挿入先文書の文字列の書式が違う場合、文字列は元の書式のまま挿入されます。
・Wordで読み込めない形式ファイルを挿入しようとすると、エラーのメッセージが表示されます。
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★日付と時刻を挿入するには
日付や時刻を挿入するには、文字列として入力しデータの更新は行わない方法と、
フィールドとして挿入し、常に最新のデータに更新する方法があります。
- 挿入する位置にカーソルを移動します。
- [挿入]→[日付と時刻]をクリックします。日付と時刻のダイアログボックスが表示されます。
- 日付や時刻を自動的に更新したい場合は[自動的に更新する]にチェックします。
- [言語の選択]ボックスから、使用する言語を選びます。
- 一覧から使いたい形式を選び[OK」をクリックします。
- 文書に日付や時刻が挿入されます。
★脚注を挿入するには
脚注は一般に文書内容の補足説明、コメント、参考文献などを示すために使います。ページの最後や文字列の後ろに挿入することができます。
- 脚注を付ける場所にカーソルを移動します。
- [挿入]→[参照]→[脚注]をクリックし、「脚注と文脈脚注」ダイアログボックスを表示します。
- [脚注]または[文脈脚注]をクリックし、右側の一覧から挿入する位置を選択します。
- [番号書式]の一覧から番号の書式を選択します。
[任意の脚注記号]をチェックした場合は、[記号/文字]ボックスから任意の記号を選ぶことができます。
- [開始番号]ボックスに開始番号入力、またはボックスの右側の矢印をクリックして開始番号を指定します。
- [段落番号]ボックス(文末脚注の場合は「番号のつけ方」)の一覧からオプションを選択します。「連続」は文書全体の通し番号になります。
- [変更の対象]ボックスの一覧から変更の反映箇所を選択します。
- [挿入]をクリックします。 文書内に脚注もしくは文末脚注が挿入されます。
※すでにある脚注の書式を変更する場合は[適用]をクリックします。
- 脚注ウィンドウ枠が表示されるので、脚注の内容を入力します。
下書きモード、アウトラインモード、Webレイアウトモードでは「表示」→「脚注」をクリック、もしくは脚注番号をダブルクリックすると、文書ウィンドウの下に脚注ウィンドウが表示されます。 |
★脚注の境界線を変更するには
- 下書きモードに切り替えます。
- [表示] → [脚注] をクリックします。
- 文書に脚注および文末脚注がある場合は、メッセージが表示されます。[脚注の表示] または [文末脚注内容の表示] をクリックし、[OK] をクリックします。
- 脚注ウィンドウの枠内で、[すべての脚注] または [すべての文末脚注] をクリックします。
- 本文と脚注または文末脚注との間の境界線を変更するには、[脚注の境界線] または [文末脚注の境界線] をクリックします。
- 既存の境界線を選択し新しい境界線を入力します。※境界線の編集はクリップアートを使います。
- 境界線を削除するには、境界線を選択し、Del キーを押します。既定の境界線に戻すには、[リセット] をクリックします。
★脚注を削除するには
脚注番号や記号を選択し、[Del]キーや[Backspace]キーで削除します。
★脚注と文末脚注を変換するには
- [挿入]→[参照]→[脚注]をクリックし、「脚注と文脈脚注」ダイアログボックスを表示します。
- [変換]をクリックします。
- [OK]をクリックします。
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