Visual Basic Editor の操作

VBAのコードを作成、編集するためのエディタを、Visual Basic Editor(VBE)といいます。( ※コードはステートメントを構成する一つ一つの単語のこと)

VBEを起動するには

VBEウィンドウの名称と働き

コードウィンドウ Visual Basicコードの記述や編集を行う
イミディエイト ウィンドウ デバッグ時に使用する
ローカルウィンドウ カレントプロシージャで宣言されている変数や値を表示する
オブジェクト ブラウザ オブジェクトのプロパティ、メソッド、イベント、定数など表示する
プロジェクトエクスプローラ プロジェクトに関連のある項目を階層リストで表示する
プロパティ ウィンドウ オブジェクトのデザイン時のプロパティと、そのプロパティの設定値を表示
ツールボックス 使用できるコントロールの表示
ユーザーフォーム ウィンドウ プロジェクトにウィンドウやダイアログボックスを作成する
ウォッチ ウィンドウ プロジェクトでウォッチ式が定義されると表示される

 

オブジェクトブラウザ

オブジェクトブラウザでは、組み込まれたオブジェクトの名前や、プロパティ、メソッドの引数など調べることができます。

「検索文字列」ボックス キーワードによる検索ができる
「検索結果」ペイン 検索文字列と一致する、ライブラリ、クラス、メンバを表示する
「クラス」ペイン プロジェクトで使用できるクラス、または「プロジェクト/ライブラリ」ボックスで選択されたライブラリをすべて表示する
「’〜’のメンバ」ペイン 「クラス」ペインで選択したクラスの構成要素を、グループごとにアルファベットで表示する
「説明」ペイン 選択された「クラス」ペイン、または「’〜’のメンバ」ペインの定義を表示する

オブジェクトブラウザを開くには次の方法があります。

イミディエイトウィンドウ

 

プロシージャとモジュール

標準モジュール編集画面を開くには

クラスモジュール編集画面を開くには

練習 VBA-1 

  1. データベースウィンドウの「モジュール」を選択し、ツールバーの「新規作成」ボタンをクリックします。コードウィンドウが開きます。
  2. 次のように入力します。(Sub以降)


  3. 「上書き保存」ボタンをクリックし、「rensyu1」と名前を付けて保存します。
  4. Accessボタンをクリックして、Access画面へ戻ります。
  5. データベースウィンドウの「モジュール」を選択し、モジュールウィンドウの「rensyu1」をダブルクリックします。コードウィンドウが開きます。
    ※「F5」キーでプログラムを実行できます。