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3日目・洞爺湖〜日高〜中札内村


AM 7:00 洞爺湖出発〜日高

昨日と同様、小雨の朝を迎えた。
昨夜からの曇り空のせいで、神秘的な洞爺湖を堪能できなかったのが残念だ。
今日のコースは、走行距離350qの長丁場。道程としては、道央自動車道で室蘭、苫小牧を経由、 その後日高自動車に入り、日高山脈を走り抜ける。さらに道東自動車に乗り換え帯広に向かい、 帯広を過ぎたら、日高山麓の村、中札内へと向かう。
この時期、混雑でごった返す人気のスポット富良野や美瑛より、雄大な日高の山懐に抱かれる楽しみを採った。
天の恵みか神の思いやりか、10時を回ったころには雲が消え青空が見え始めた。 晴れると途端にドライブも快適になるんのだから、現金なものだ。
真っ青な空の下、日高山脈の山間を縫って長いドライブが続く。長いこと車に揺られている ことなど忘れるほど、雄大な景色に心を奪われた。

広い原野を眺めながら、どこまでも続くまっすぐの道を走り続けると開放感でいっぱいになる。 日高町は、日高山脈の北の麓にある高原の町で面積の90%以上が山林だという。のんびりとくつろぐ 馬の群れが、走り抜ける道々目を楽しませてくれた。

PM 1:00 帯広

店とか食堂などがほとんど見あたらない道を6時間も走っていると、今晩の食生活が不安になってくる。札内川園地キャンプ場は山の麓だし店屋もない可能性大だ。地図によるとキャンプ場から中札内村まで13qとある。
諸々の不安のため、帯広で食料の買い出しをすることにした。山のようなウニ食生活はどこへ行ったんだ? ゆでたての毛がには? うう、せめて十勝ワインだけは仕入れねば・・・

十勝ワイン赤白と地ビール、それにお弁当とおつまみを、帯広市街のデパートで調達した。 北海道まできてデパートで買い物をすることになるとは、とほほ。
ワインとおつまみと、翌日の朝食のパンを仕入れ、帯広を後にした。市街は道がややこしいので ナビゲータも疲れる。といっても、Navin(地図ナビゲータソフト)があるので楽々なのだが。
Navin'You は、頬ずりしてやりたいほど賢いのだ。現在位置と目的地を指定してやると、すかさず 距離と時間を割り出してくれる。これのおかげで北海道なんて怖くない(^^;)

PM 4:30 中札内村

中札内村へ近づくに連れて、期待に胸が膨らんできた。日高山脈がその勇姿を目の前に見せ始めたからだ。
中札内村は牧場の町でもあり、牛たちがのどかに遊んでいる姿があちこちに見られる。
今夜の宿である札内川園地は、日高山脈の山懐に抱かれた札内川の上流にある、 原生林に包まれたキャンプ場だ。
キャンプ場の本などには全く載っていないマイナーなキャンプ場を、 丹念にインターネットで探し当てた。情報が少ししかなかったので 不安だったが、その不安もいつの間にか消えていた。
素敵な自然が手を広げて私たちを待っていてくれたからだ。

キャンプ場入口では、思わずドキリとした。「ピョータンの滝」がワッと目の前に現れたからだ。このピョータンの滝は、中札内村の自慢のスポットなのだろう。その迫力はかなりのものだ。
天候が崩れ、日高山脈がその勇姿を雲の彼方に隠してしまった。とても残念だ。