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1日目・東北道〜青森へ

AM 3:30 出発

本州の最北下北半島まで、およそ800q弱を1日で走ることになるのだから、早朝出発しても、1日目の宿泊地である薬研野営場到着は相当遅い時間になってしまう。テントの設営もあるし、奥薬研温泉の露天風呂"かっぱの湯"入浴や、薬研キャンプ場のブナ林散策もしたい。明るいうちに薬研に着くため、出発時間を急遽真夜中に変更した。
出立の朝の天候はといえば、昨日まで続いた晴天の夏日和を裏切るように雨が降り出した。

AM 9:00 平泉(岩手)

平泉の前沢SAで朝食をとる。ロクなメニューがないので、仕方なく"かきあげうどん"を食べたが、 カップうどんのほうがまだマシという味だ。地元の特色が全くないSAの食堂に後悔しつつ、うどんをつるつる。
食べ物は不味かったが天気はよい。懸念した雨もすっかりあがって、青い空が見えだしたのが嬉しい。

AM 11:00 車窓からの岩手山

東北の名山"岩手山"が、東北自動車道から圧巻の眺めだ。素晴らしい山を思わず走る車窓からパチリ。東北道もこの辺りまでくると、遠くに山並み近くに田園と、緑がいっぱいだ。

AM 12:00 陸奥湾

ようやく、高速道路を降りた。ここまでおよそ9時間、"運転手さんごくろうさん"と心の声(^^;)
ここまでのコースは昨年と同じ、かかった時間もほぼ同じだ。渋滞もなく、天気もよく、旅のさい先はまずまず。
八戸から六ヶ所村を通り、陸奥湾を経て下北半島に入る。このルートは道の両側が緑一色、森や田畑風景がどこまでも連なる。素朴な自然美と、折々顔を見せる沼や湖が、格好のロケーションとなって、ドライブを厭きさせない。

PM 3:30 感激の大畑町と薬研野営場

大畑の町に入った。薬研はもう目の前だ。渋滞が全くなかったのが嬉しい。
山間を流れる大畑川の水面をゆっくりと眺めながら、昨年の茫然自失の下北半島を思い出した。大間崎からフェリーに乗れなかった傷心の私たちを、暖かく迎えてくれたのが、大畑の町でありこの薬研野営場だった。まさか青森に泊まることになるとは努々考えていなかったので、手持ち情報は北海道のものばかりだった。その中でたった1冊持ち合わせていた全国キャンプ場の本が、たまたま近くにあった薬研野営場を教えてくれたのだ。
国設薬研野営場は、余分な設備のないワイルドなキャンプ場である。サイトの区画もないし、AC電源なども装備されてない。しかし、木立の中のフリーサイトは、混雑期にもかかわらず騒がしい雰囲気はない。オートバイでのキャンパーも多いようだが、うるさく騒ぐグループがいない。きっとキャンプ慣れした人たちが多く、マナーを心得ているのだろう。
シャワーはないが近くに無料の温泉はあるし、トイレは水洗で掃除も行き届いている。長期滞在 のためにはコインランドリーもある。これで料金はたったの300円だ(一人)から驚く。
"薬研はいい所だ!"と、改めて確信した。キャンプ場情報に花マルをやろう。

PM 5:00 奥薬研温泉

今年の夏の猛暑は、青森の原生林の中でも30度を超す。汗だくの後の 露天風呂はなんとも言いようがない。気持ちがいい。
昨年もここで温泉に入ったが、まさか今年も青森県までお風呂に入りにくるとは・・・
原生林に包まれた奥薬研温泉には、混浴露天風呂「かっぱの湯」と、男女別露天風呂「夫婦かっぱの湯」があり、料金はどちらも無料である。夫婦かっぱの湯は更衣室もあり、湯上がりにビールを 飲んだり食事をしたりできるレストハウスもある。湯の中からは大畑川の清流が望めるの も嬉しく、ぬるめの湯につかりながら、川の流れを眺めつつ缶ビールをグビグビ飲んだ。