初春の栃木路:出流蕎麦:四季の森星野・湯楽の里

野焼

空まで届きそうな真っ黒い雲に思わず「火事?」と思ったが、実態は渡良瀬遊水地の野焼きだった。

走っている車の天井を開いて、転びそうになりながら撮ったので相当ピンボケてはいるが火は少し見える。
枯れた葦を焼いて、病害虫の駆除をするのが目的だという。

渡良瀬遊水地が出来た由来を調べてみると、表向きは洪水防止だが、その実、足尾鉱山の鉱毒対策目的であるといわれている。
ウィキペディアによると「足尾鉱山鉱毒事件は明治時代後期に発生した日本の公害の原点である。」とある

 

 

ジャン
ジャン
出流はまだ冬、おまけにスギ花粉の宝庫だった
あ~あ 水に入りたいなぁ(ジャンの代弁)
そば

出流は素朴な田舎そばで知られているが、最初に入った店はいかにも手作り~と思わせるぶっとい蕎麦だった。
その素朴な味が気に入って、以降時々出流に出かけるようになった。
今日の店は他店に比べると細めで上品、四谷の蕎麦善とよく似ている。
100%そば粉でできている生粉打を注文した。
しっかりとしたコシで、蕎麦の香りもあり、とても美味しいのだが、ツユがいまいちだったのが残念
薄すぎて、蕎麦の良さが引き出せない

以前来店したときに比べ、出汁の香りもなく、本当に残念だったが、山菜のてんぷらと手作り豆腐が美味だった。

素芯蝋梅

出流から一山超えたところに、四季の森星野という民営の花園がある。

セツブン草の生息地としては日本一だとか
残念ながら、私はセツブン草がどんな花なのかは知らないのだが。

この星野にはなんと、珍しい梅が数多く咲いていた。蝋梅という名前の梅の花だ。

ちとビンボケているが、左の黄色いのは素芯蝋梅という品種の梅

和蝋梅

こちらは和蝋梅という品種。

花芯が赤紫で、花びらは小さい。
一見「枯れた梅?」と思わせるような貧弱な梅であるが、こうして写真にして眺めると、なんとなく可愛い気もする。

もっと上手に撮りたいなぁ・・・

最後はやっぱり温泉でしょう

ここは3年ほど前に温泉が出たという、栃木温泉「湯楽の里
停める場所を探すのに苦労したほど、駐車場は混んでいたが、中は広く湯殿も多い。混雑感もそんなに感じず、ええ気持ちだった。

最近の日帰り温泉は、益々豪華になっている。
価格も700円と手ごろだし、また行きたいね

湯楽の里