5月に読んだ本

読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1797ページ

私にしては読んだほうかな。なにせ毎日雑事(単なる趣味)に追いかけられている日々なので・・・
最近はドロドロしたもの(特に恋愛小説)が苦手で、好きな小池真理子さんもあまり手にも伸びません。
荻原さんの軽妙な類にすぐ手が伸びます。といってもまだまだ未読が多い。
浅田さんはずいぶんと読んでしまいました。特に短編が好きです。

さよならバースディ (集英社文庫)さよならバースディ (集英社文庫)感想
ボノボ(サルの一種)から、恋人の死の真相を探り出そうとする、若き研究者の話。
ボノボは、実際にも高い知能を持っているそうです。
「猿に言葉を教える」そういう研究って、どこかで本当にやっていそうな気がして、興味深かったです。
ミステリーとしては「?」かな。
読了日:5月25日 著者:荻原浩
瑠璃の海 (集英社文庫)瑠璃の海 (集英社文庫)感想
退廃的な恋になるのでしょうか。
小池さんの恋の話を読むとき、いつも暗い海を感じます。
どうしようもなく暗いのですが、ゾクゾクするような波のうねりを感じ、たいていは一気に読んでしまいます。
読了日:5月22日 著者:小池真理子
オロロ畑でつかまえて (集英社文庫)オロロ畑でつかまえて (集英社文庫)感想
笑いながらあっという間に読み終えました。
笑いの中にも、ほろっとさせる部分があって、こういうの好きです。
荻原さんの小説にかなりのめっているかも・・・
読了日:5月17日 著者:荻原浩
月のしずく (文春文庫)月のしずく (文春文庫)感想
7編の短編集です。「月のしずく」はサウンドオブストーリー(ラジオ)で聴いたばかりでしたが、文字を拾って読むのは違った魅力があります。
どれも優しく愛に溢れた短編集でした。
「銀色の雨」は映画になっているそうなので、いつか観たいと思いましたが、中身が変わっているようなので・・
凶暴な殺し屋やキャバレーのホステスが、違う職業になっているらしい。絶対にがっかりすると思う。

読了日:5月16日 著者:浅田次郎
三人の悪党―きんぴか〈1〉 (光文社文庫)三人の悪党―きんぴか〈1〉 (光文社文庫)感想
一言で表すと「爽快!」です。どうしてこんなに小気味のいい言葉が出てくるのだろう?
と、不思議に思いながら、いつも浅田さんの本を読みます。
余分なモンをはぎ取ったような簡潔な文章が大好きです。
悪党の三人はちっとも悪党には思えませんでした。三人ともとても魅力的です。
読了日:5月14日 著者:浅田次郎

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